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日本での活動 2002~2017

世界COPDデーの活動は2002年にスタートしました。

日本では世界COPDデーが制定された2002年に、東京でマスコミ関係者を集め、世界COPDデーとGOLDの活動について、日本の患者の声を交えて発表しました。

2003年には、呼吸器専門医、厚生労働省、日本医師会、薬剤師、臨床検査団体、患者などの関係者とともにCOPDを考える講演会を実施しました。この年に特筆すべきは、COPDのシンボルとして「ゴールドリボン」を開発したことです。

2004年には、世界COPDデーの日本における活動母体として、世界COPDデー日本委員会が組織されました。この年のメディアフォーラムでは、アメリカの患者団体代表と、日本の患者代表を交えて、COPD早期診断の重要性について訴えました。

2005年には、京都市での一般の方々を対象としたCOPDチェックイベントの結果を含め、世界COPDデー日本委員会の6人の専門医がCOPDに関する研究や学会活動の進展についてメディアフォーラムで講演しました。

そして2006年には、GOLD執行委員会のメンバーよりGOLDの新ガイドラインが発表されました。また、2002~2006年の世界COPDデー推進日本大会の活動をまとめたDVDを作成し、メディアフォーラムにて紹介しました。

2007年には、世界COPDデー日本委員会を発展させる形でGOLD日本委員会(GOLD-JAC)が発足。医療関係者向けの情報も盛り込んだ世界COPDデー2007のウェブサイトを開設するとともに、札幌市で一般の方々を対象にCOPDチェックイベントを開催しました。

2008年には、過去5年間に東京、京都、福岡、札幌で行ったCOPDチェックの結果を再解析し、「日本人の肺年齢」としてAPSRで発表。また年間を通じた啓発活動への取り組みとしてGOLD-JACウェブサイトを開設しました。

2009年には、GOLD-JACの活動目標をCOPDの認知率向上に再設定し、ウェブによる認知度把握調査を実施しました。また全国の医療機関や自治体でのCOPD啓発イベントをサポートする新しい試みをスタート。日本で最初に受動喫煙防止条例を制定した神奈川県とは、コラボレーション・イベントを開催しました。

2010年には、全国の医療機関や自治体、職域でのCOPD啓発イベントのサポートをさらに拡大して実施するとともに、GOLDリボン応援団としてCOPD啓発への協力者の募集を開始。メディアフォーラムでは、COPD患者さんを招いて、COPDの苦しさ、こわさを改めて訴えました。

2011年には、ウェブによる認知度把握調査でCOPDの認知度25.2%という結果が出ました。この数値が厚生労働省の「21世紀における第二次国民健康づくり運動(健康日本21(第二次))」(2012年)に取り入れられました。

2012年には、一般社団法人GOLD日本委員会を設立し、COPDに関する正しい知識の普及を通じて国民の健康増進に寄与することを目的として新たに活動を開始しました。

2013年には、健康日本21(第二次)の目標達成に向けて具体的な施策を講じていく立場の自治体担当者にCOPDを理解してもらうことで、全国での啓発事業を活性化するために、自治体健康政策担当者向けCOPD講習会の実施をスタートしました。また、調査研究事業として、当法人の事業目的の一つである「COPDの併存症に関する疫学調査」を計画するための基礎データを得るために、順天堂大学で術前肺機能検査を行った4,000人のデータを レトロスペクティブに解析。この結果をもとに、2013年APSRにて ポスター発表を行いました。

2014年には、自治体健康政策担当者向けCOPD講習会を重点事業とし、全国での実施を拡大しました。また、睡眠呼吸障害(SDB)とCOPDをテーマとする調査研究事業を新たに開始しました。日本COPD対策推進会議への参画もこの年に実現しました。さらに、COPDの認知度をより高めるべく、メディアフォーラム「日本COPDサミットからの提言」をCOPD啓発に関係する各団体と連携して開催し、健康寿命延伸に向けた提言を発表したことも大きなトピックです。

2015年には、この日本COPDサミットを、一般社団法人日本呼吸器学会・公益財団法人日本呼吸器財団とともに主催しました。呼吸器領域にとどまらず、循環器領域の視点も取り入れ、参加団体の規模を拡大しての開催となりました。また、重点事業のCOPD講習会全国展開については、新たに独立行政法人環境再生保全機構との共催の形をとり、継続開催しました。

2016年には、一般社団法人日本呼吸器学会との連名で、「特定健康検査・特定保健指導の在り方に関する検討会」に対してCOPDを項目として追加するよう要望書を提出し、提言を行いました。また、日本COPDサミットは、COPDの併存症という観点から一般社団法人日本糖尿病学会・公益財団法人骨粗鬆症財団の後援を得て、自治体健康政策担当者、健診団体担当者、一般の方を新たに対象に加え、規模を拡大して開催しました。さらに、COPD講習会参加者に対して自治体のCOPD啓発への取り組みの調査・検証を行い、その結果を日本COPDサミットで発表しました。

 

 開催年

活動内容

COPDチェックイベント・COPD認知度把握調査結果

2002年

  • メディアフォーラム
    • テーマ:「慢性閉塞性肺疾患(COPD)早期治療推進のために」~第1回「世界COPDデー」(11月20日)を前にして~
    • 開催場所:東京都
なし

2003年

  • メディアフォーラム
    • テーマ:「COPDをめぐる最近の進展と諸問題」~今こそ注目!肺の病気COPD~
    • 開催場所:東京都 順天堂大学
  • COPDチェックイベント
    • 開催場所:東京都 東京駅
  • チェックイベント結果
    • 1秒率70%未満の人の割合―7.3%(33/452名)

2004年

  • メディアフォーラム
    • テーマ:「見過ごさないで、COPD」~世界の死亡原因第4位のCOPDは、予防でき治療できる病気です~
    • 開催場所:東京都 銀座ソニービル
  • COPDチェックイベント
    • 開催場所:東京都 品川駅・西銀座デパート前
  • チェックイベント結果
    • 1秒率70%未満の人の割合―8.2%(53/643名)

2005年

  • メディアフォーラム
    • テーマ:「COPD。みんなで知ろう、考えよう」~日本各地の最新研究成果・取り組みを発表~
    • 開催場所:東京都 ホテルニューオータニ東京
  • COPDチェックイベント
  • チェックイベント結果
    • 1秒率70%未満の人の割合―7.6%(79/1,044名)

2006年

  • メディアフォーラム
    • テーマ:「COPDの国際ガイドライン「GOLD」の改訂を発表」~COPDの診療は、かかりつけ医と専門医の連携で~
    • 開催場所:京都市 国立京都国際会館
  • COPDチェックイベント
    • 開催場所:京都市 ゼスト御池・福岡市 パサージュ広場
  • チェックイベント結果
    • 1秒率70%未満の人の割合―9.1%(73/803名)

2007年

  • メディアフォーラム
    • テーマ:「医療連携で進めよう!COPDの早期発見」
    • 開催場所:東京都 国際文化会館
  • COPDチェックイベント
    • 開催場所:札幌市 JR札幌駅西コンコースイベント広場
  • チェックイベント結果
    • 1秒率70%未満の人の割合―9.5%(41/433名)

2008年

  • ホームページによる一般市民および医療関係者への情報提供 (www.gold-jac.jp/
  • 日本の一般生活者の肺年齢に関する調査結果の学会発表
    • 2003年から2007年までの世界COPDデーの啓発イベントで得られた約3000人の肺機能検査のデータを再解析し、第13回アジア太平洋呼吸器学会学術集会(2008年11月19日-22日 バンコク)で、順天堂大学医療看護学部 専門基礎内科学 教授 植木純先生が発表
  • メディアフォーラム
    • テーマ:「肺年齢を知ることからはじめよう、いきいきシニアライフ」~かかりつけ医は40 代からの肺機能測定を!~
    • 開催場所:東京都 三菱ビル
※詳細は日本での活動 2008のページでご覧いただけます。
なし

2009年

  • ホームページによる一般市民および医療関係者への情報提供 (www.gold-jac.jp/
  • 全国の医療機関等で実施されるCOPD啓発活動のサポート
  • COPDチェックイベント
    • 開催場所:横浜市 横浜新都市ビル・「第19回すこやかかながわ1万人健康ウォーク in 横浜」会場
  • メディアフォーラム
    • テーマ:「COPDと高齢者のヘルスプロモーション」
    • 開催場所:東京都 大手町サンケイプラザ
※詳細は日本での活動 2009のページでご覧いただけます。
  • チェックイベント結果
    • 1秒率70%未満の人の割合―11.4%(96/840名)
    • 平均肺年齢―63.2歳(実年齢+8.9歳)
  • 認知度把握調査結果
    • 17.7%(7月)
    • 17.1%(12月)

2010年

  • ホームページによる一般市民および医療関係者への情報提供 (www.gold-jac.jp/
  • 全国の医療機関等で実施されるCOPD啓発活動のサポート
  • GOLDリボン応援団を設置
  • メディアフォーラム
    • テーマ:「COPDのこわさを知る~500万人のCOPD潜在患者の早期診断を~」
    • 開催場所:東京都 三菱ビル
※詳細は日本での活動 2010のページでご覧いただけます。
  • 認知度把握調査結果
    • 17.8%(12月)

2011年

  • ホームページによる一般市民および医療関係者への情報提供 (www.gold-jac.jp/
  • 全国の医療機関等で実施されるCOPD啓発活動のサポート
  • GOLDリボン応援団認定
※詳細は日本での活動 2011のページでご覧いただけます。
  • 認知度把握調査結果
    • 25.2%(12月)

2012年

  • ホームページによる情報発信 (www.gold-jac.jp/
  • 全国の医療機関等で実施されるCOPD啓発活動のサポート
  • GOLDリボン応援団認定
  • COPDチェックイベント
    • 開催場所:神奈川県 県立花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」・"食がカラダを変える in花菜ガーデン" 秋の健康フェスタイベント健康測定コーナー
  • COPD講演会&健康トークショーの開催(市立吹田市民病院、吹田市医師会と共催)
    • 開催場所:大阪府 吹田市文化会館 メイシアター
  • メディアフォーラム2012の開催
    • 開催場所:東京都 大手町サンケイプラザ
    • テーマ:「健康日本21(第二次)の目標『COPD認知度80%』達成をめざして」
※詳細は日本での活動 2012のページでご覧いただけます。
  • チェックイベント結果
    • 1秒率70%未満の人の割合―7.9%(8/101名)
    • 平均肺年齢―60.1歳(実年齢+2.4歳)
  • 認知度把握調査結果
    • 28.1%(12月)

2013年

  • ホームページによる情報発信 (www.gold-jac.jp/
  • 全国の医療機関等で実施されるCOPD啓発活動のサポート
  • 自治体健康政策担当者向けCOPD講習会の実施
    • 会場:東京(パイロット)、静岡(パイロット)、神奈川、栃木、宮城、岐阜、群馬、福岡、高知の全9会場
  • 調査研究事業(順天堂大学でのパイロットstudy)
    • 内容:順天堂大学で術前肺機能検査を行った4,000人のデータをレトロスペクティブに解析。1秒率70%未満の患者(COPD)とそれ以外の患者で①併存症に違いがあるかどうか、②術後合併症に違いがあるかを調べた。この結果を基に、2013年APSRにてポスター発表を行った。
※詳細は日本での活動 2013のページでご覧いただけます。
  • 認知度把握調査結果
    • 30.5%(12月)

2014年

  • ホームページによる情報発信 (www.gold-jac.jp/
  • 自治体の啓発活動支援
  • 自治体健康政策担当者向けCOPD講習会の実施
    • 会場:北海道、名古屋、大阪、熊本、島根、新潟、鹿児島の全7会場
  • 「COPDの併存症に関する疫学調査」の論文投稿
  • COPD早期診断につながる疫学研究プロジェクトの実施
    • テーマ:睡眠呼吸障害(SDB)とCOPD ―疫学と病態に関する後ろ向き研究
    • 実施施設:順天堂大学、東京大学、東北大学、日本医科大学呼吸ケアクリニック
  • 日本COPD対策推進会議への参画
  • 日本COPDサミット(メディアフォーラム)の開催
    • 開催場所:東京都 日本医師会館
    • テーマ:「『日本COPDサミットからの提言』~健康寿命延伸においてCOPD予防・治療が果たす役割~」
    • 主催:一般社団法人GOLD日本委員会
    • 共催:一般社団法人日本呼吸器学会/公益財団法人日本呼吸器財団/公益社団法人日本医師会/日本COPD対策推進会議/慢性呼吸器疾患対策推進議員連盟/日本呼吸器疾患患者団体連合会/COPD啓発プロジェクト
  • 第56回全日本病院学会 in 福岡への企業展示出展
※詳細は日本での活動 2014のページでご覧いただけます。
  • 認知度把握調査結果
    • 30.1%(12月)

2015年

  • ホームページによる情報発信 (www.gold-jac.jp/
  • 2015年度日本COPDサミットの開催
    • 開催場所:東京都 日本医師会館
    • テーマ:「『肺の生活習慣病-COPDは全身におよぶ病気です-』~健康寿命延伸に向けて変わるCOPD予防・治療の最前線~」
    • 主催:一般社団法人GOLD日本委員会、一般社団法人日本呼吸器学会、公益財団法人日本呼吸器財団
    • 共催:公益社団法人日本医師会、日本COPD対策推進会議、公益財団法人結核予防会、一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会、日本呼吸器疾患患者団体連合会、慢性呼吸器疾患対策推進議員連盟、一般社団法人COPD啓発プロジェクト
    • 後援:厚生労働省、一般社団法人日本循環器学会
  • 関連学会へのブース出展
    • 第55回日本呼吸器学会学術講演会(東京都)
    • 第25回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会(千葉県)
  • 自治体の啓発活動支援
  • COPD講習会の実施
    • 会場:兵庫、岡山の全2会場
  • COPD早期診断につながる疫学研究プロジェクトの実施
    • テーマ:睡眠呼吸障害(SDB)とCOPD-疫学と病態に関する後ろ向き研究
    • 実施施設:順天堂大学、東京大学、東北大学、日本医科大学呼吸ケアクリニック
※詳細は日本での活動 2015のページでご覧いただけます。
  • 認知度把握調査結果
    • 27.3%(12月)

2016年

  • ホームページによる情報発信 (www.gold-jac.jp/
  • 2016年度日本COPDサミットの開催
    • 開催場所:東京都 日本医師会館
    • テーマ:「肺の生活習慣病-COPDは全身におよぶ病気です-」
    • 主催:一般社団法人GOLD日本委員会、一般社団法人日本呼吸器学会、公益財団法人日本呼吸器財団
    • 共催:公益社団法人日本医師会、日本COPD対策推進会議、公益財団法人結核予防会、一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会、日本呼吸器疾患患者団体連合会、慢性呼吸器疾患対策推進議員連盟、一般社団法人COPD啓発プロジェクト
    • 後援:一般社団法人日本糖尿病学会関東甲信越支部、公益財団法人骨粗鬆症財団、厚生労働省、東京都
  • 関連学会へのブース出展
    • 第56回日本呼吸器学会学術講演会(京都府)
    • 第26回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会(神奈川県)
  • 自治体の啓発活動支援
  • 各自治体のCOPD啓発取り組みの調査・検証
  • COPD講習会の実施
    • 会場:大阪、神奈川の全2会場
  • COPD早期診断につながる疫学研究プロジェクトの実施
    • テーマ:睡眠呼吸障害(SDB)とCOPD-疫学と病態に関する後ろ向き研究
    • 実施施設:順天堂大学、東京大学、東北大学、日本医科大学呼吸ケアクリニック
  • ACジャパン支援キャンペーン申請
  • 「特定健康検査・特定保健指導の在り方に関する検討会」への提言
※詳細は日本での活動 2016のページでご覧いただけます。
  • 認知度把握調査結果
    • 25.0%(12月)

2017年

  • ホームページによる情報発信 (www.gold-jac.jp/
  • 2017年度日本COPDサミットの開催
    • 開催場所:東京都 日本医師会館
    • テーマ:「たばこと肺の健康」
    • 主催:一般社団法人GOLD日本委員会、一般社団法人日本呼吸器学会、公益財団法人日本呼吸器財団
    • 共催:公益社団法人日本医師会、日本COPD対策推進会議、公益財団法人結核予防会、一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会、日本呼吸器疾患患者団体連合会、慢性呼吸器疾患対策推進議員連盟、一般社団法人COPD啓発プロジェクト
    • 後援:厚生労働省、東京都
  • 関連学会へのブース出展
    • 第58回日本呼吸器学会学術講演会(東京都)
    • 第28回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会(宮城県)
  • 自治体の啓発活動支援
  • COPD早期診断につながる疫学研究プロジェクトの実施
    • テーマ:睡眠呼吸障害(SDB)とCOPD-疫学と病態に関する後ろ向き研究
    • 実施施設:順天堂大学、東京大学、東北大学、日本医科大学呼吸ケアクリニック
  • ACジャパン支援キャンペーン申請
※詳細は日本での活動 2017のページでご覧いただけます。
  • 認知度把握調査結果
    • 25.5%(12月)

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