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COPD認知度把握調査結果

GOLD日本委員会によるCOPD認知度把握調査の実施

GOLD日本委員会では、現在までに2009年7月、2009年12月、2010年12月、2011年12月、2012年12月、2013年12月、2014年12月、2015年12月、2016年12月の9回にわたって、インターネットによるCOPD認知度把握調査を実施してきました。以下のとおり、その概要と結果をご紹介いたします。

調査の概要

 

予備調査

本調査

方法

インターネット調査 

調査期間

【第1回】2009.7.23
【第2回】2009.12.14
【第3回】2010.12.6
【第4回】2011.12.8
【第5回】2012.12.14
【第6回】2013.12.16
【第7回】2014.12.8-10
【第8回】2015.12.1-2
【第9回】2016.12.1-5
【第1回】2009.7.27
【第2回】2009.12.15-16
【第3回】2010.12.7
【第4回】2011.12.9
【第5回】2012.12.15
【第6回】2013.12.17-18
【第7回】2014.12.9-11
【第8回】2015.12.2-3
【第9回】2016.12.2-5

調査対象

マクロミル社調査パネルの中から性(男・女)、年代(20代・30代・40代・50代・60歳以上)別に1,000人ずつを均等ランダム抽出した10,000人

予備調査でCOPDが「どんな病気かよく知っている」と回答した人の中から性(男・女)、年代(20代・30代・40代・50代・60歳以上)別に11人ずつを均等ランダム抽出した110人

調査内容

Q1. あなたはCOPD(シー・オー・ピー・ディー)という病気を知っていますか?
Q2. あなたは「肺年齢」の検査について知っていますか?
Q3. 「COPDの早期発見に肺年齢の検査が有効である」と言われていることを知っていますか?
Q1. COPD(シー・オー・ピー・ディー)という病気について知ったのはいつですか?
Q2. どのような経路でCOPDについて知りましたか?
Q3. COPDの原因の90%以上は喫煙であることを知っていますか?
Q4. 喫煙経験のある40歳以上の8人に1人は、COPDの可能性があることを知っていますか?
Q5. COPDの主な症状は慢性的な咳と痰(たん)、息切れであることを知っていますか?

COPD認知度とその推移(予備調査 Q1)

2016年12月に実施した調査で、「あなたはCOPD(シー・オー・ピー・ディー)という病気を知っていますか?」という質問に対して「どんな病気かよく知っている」「名前は聞いたことがある」と答えた人は合わせて2,503人(25.0%)でした。2009年から2010年にかけての3回の調査では、COPDの認知度は17%台で変化がみられませんでしたが、2012年には28.1%、2013年には30.5%と順調に上昇してきました。しかし、この2013年をピークに認知度は下降に転じ、2016年には2015年の27.3%からさらに2.3ポイント低下しました。

  • COPD認知度(2016年12月調査)

 

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  • COPD認知度の推移
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肺年齢の検査の認知度とその推移(予備調査 Q2)

2016年12月に実施した調査で、「あなたは『肺年齢』の検査について知っていますか?」という質問に対して「肺年齢の検査を受けたことがあり、自分の肺年齢を知っている」「肺年齢の検査について聞いたことがある」と答えた人は合わせて2,618人(26.2%)でした。2009年から2011年にかけての4回の調査では、肺年齢の認知度は19%前後でほとんど変化がみられませんでしたが、2014年までにおよそ8ポイント上昇しました。しかし、2015年はわずかに低下し、2016年もさらに1.7ポイント低下しました。

  • 肺年齢の検査の認知度(2016年12月調査)
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  • 肺年齢の検査の認知度の推移
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「COPDの早期発見に肺年齢の検査が有効である」ことの認知度とその推移(予備調査 Q3)

2016年12月に実施した調査で、「『COPDの早期発見に肺年齢の検査が有効である』と言われていることを知っていますか?」という質問に対して「知っている」と答えた人は974人(9.7%)でした。2009年から2011年にかけての4回の調査では4~6%台でわずかに上昇傾向にありましたが、2012年には2011年より4ポイント弱上昇して初めて10%を超え、2013年にはさらに1.2ポイント上昇しました。しかし、2014年には下降に転じ、2016年は2015年とほぼ変わらず10%を切っています。

  • 「COPDの早期発見に肺年齢の検査が有効である」ことの認知度(2016年12月調査)
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  • 「COPDの早期発見に肺年齢の検査が有効である」ことの認知度の推移
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COPDの認知時期(本調査 Q1)

2016年12月に実施した調査で、「COPD(シー・オー・ピー・ディー)という病気について知ったのはいつですか?」という質問に対して最も多かった回答は「3年以上前」の79.1%(87/110人)で、2015年(55.5%、61/110人)より大幅に上昇しています。この3年の間にCOPDを知った人は合わせて23人(20.9%)で、2015年(44.5%、49/110人)に比べて半分以下に減少しています。

  • COPDの認知時期の推移(2016年12月調査 vs. 2015年12月調査)
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COPDの認知経路(本調査 Q2)

2016年12月に実施した調査で、「どのような経路でCOPDについて知りましたか?」という質問(複数回答)で回答が多かったのは「テレビ」45人、「医師や医療関係者から聞いて」40人、「インターネット」26人の順で、2015年に第3位だった「新聞」を「インターネット」が逆転しました。2015年と比べて主に「テレビ」「新聞」「講演会やイベントで」が減少しました。
  • COPDの認知経路の推移(2016年12月調査 vs. 2015年12月調査)

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「COPDの原因の90%以上が喫煙である」ことの認知度(本調査 Q3)

2016年12月に実施した調査で、「COPDの原因の90%以上は喫煙であることを知っていますか?」という質問に対して「知っている」と答えた人は104人(94.5%)であり、COPDを知っている人のほとんどがCOPDの原因を正しく認識していることがわかりました。

  • 「COPDの原因の90%以上が喫煙である」ことの認知度(2016年12月調査)

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「喫煙経験のある40歳以上の8人に1人にCOPDの可能性がある」ことの認知度(本調査 Q4)

2016年12月に実施した調査で、「喫煙経験のある40歳以上の8人に1人は、COPDの可能性があることを知っていますか?」という質問に対して「知っている」と答えた人は74人(67.3%)であり、COPDを知っている人の半数以上が喫煙経験と年齢、COPDの関連を正しく認識していることがわかりました。

  • 「喫煙経験のある40歳以上の8人に1人にCOPDの可能性がある」ことの認知度(2016年12月調査)
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「COPDの主な症状が慢性的な咳と痰、息切れである」ことの認知度(本調査 Q5)

2016年12月に実施した調査で、「COPDの主な症状は慢性的な咳と痰(たん)、息切れであることを知っていますか?」という質問に対して「知っている」と答えた人は100人(90.9%)であり、COPDを知っている人の9割以上がCOPDの主な症状を正しく認識していることがわかりました。

  • 「COPDの主な症状が慢性的な咳と痰、息切れである」ことの認知度(2016年12月調査)
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